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減っているものの油断は出来ない梅毒
かつては淋病と同じくらい多かった
梅毒は、トレポネーマ・パリドゥムという微生物によって引き起こされる感染症の性病です。皮膚や粘膜の傷から血液の中へと侵入し、全身へと広がります。進行したまま放置しておくと死に至ることもある病気で、かつては淋病と同じくらい感染者の多かった性病でしたが、現在はペニシリン系の抗生物質が開発され、感染者は減少傾向にあり、性感染症患者の1%程度と言われています。
梅毒の症状
梅毒は、症状が確認されてからの期間が第一期から第四期に分けられています。第一期には感染部分にしこりができたり、リンパが腫れたりします。第二期は全身に梅毒が行き渡り、発疹や脱毛症状が見られるようになります。第三期は全身にゴム腫と呼ばれるしこりが出来、第四期には心臓や神経に障害をきたし、日常生活が困難になります。現在は早期の治療が確立され、三期、四期の症例は見られなくなりました。
梅毒の治療と注意点
かつては不治の性病として恐れられていた梅毒ですが、ペニシリン系抗生物質の投与により、早期の治療が可能になりました。梅毒かどうかは血清による判定が行われますが、感染後四週間経たないと陽性反応が出ません。その間に症状が消え、パートナーに感染させてしまうケースもありますので、パートナーも一緒に検査を受けましょう。また、梅毒感染者はHIV感染のリスクが高まるとも言われています。
